佐合井マリ子のCaddy Spoon

尾崎考の自給自足を夢見て!!byベジタブル兄さん尾崎考

2018年05月29日

こんにちはー!!

いやあ、、
夜はまだ少し冷えるものの、昼はあっつい暑い、、
もう熱中症などにも気を付けないといけない季節ですねー(>_<)

本日は、滋賀県の山奥で農業を営んでおります尾﨑考がブログを書かせていただきます。

今の季節、実は一番野菜が収穫できない時期なんです。
冬野菜が終わり夏野菜の収穫待ちなのですが、もう少し暖かく、夜の気温が上がらないと野菜の苗が大きくなってくれません。。

そんな中、唯一収穫ができているのがそら豆。

尾崎考の自給自足を夢見て!!byベジタブル兄さん尾崎考


このそら豆、特別おいしいんです。
僕、実はそら豆はあまり好きじゃないんです。(暴露)
そら豆の独特の癖のある感じがどうも好きになれなくて…。でも、自分が育てたそら豆は大好物です。(笑)
豆の味はしっかりとあるのですが、嫌な癖はなく、むしろその豆豆しい味が旨味となり、とても甘いのです!
オーブンでじっくり焼いて、最高のお酒のアテで頂いております。

「今、一番野菜が収穫できない時期なんです。」とさっき言いましたが、でも実は今が一番の農繁期です。
4月からとてつもなく忙しく休んでいる暇がありません。
今は夏野菜の種まきの時期、苗の定植の時期、田植えの時期。。
つまり、今それらをやらないと今年は野菜をたべれない事態にー(>_<)
当たり前ですが、植えないと野菜が実りませんからね(笑)

僕が作っている夏野菜のほんの一部ですが、、

万願寺とうがらし

尾崎考の自給自足を夢見て!!byベジタブル兄さん尾崎考


水ナス
尾崎考の自給自足を夢見て!!byベジタブル兄さん尾崎考


トマト
尾崎考の自給自足を夢見て!!byベジタブル兄さん尾崎考


かぼちゃ
尾崎考の自給自足を夢見て!!byベジタブル兄さん尾崎考


ズッキーニ
尾崎考の自給自足を夢見て!!byベジタブル兄さん尾崎考


まだまだこれから、どんどん大きくなっていきます。

もちろんまだ今から定植する苗もいっぱいあります。
っというより、今が気温からして一番いい植え時なんです。

というわけで、この絶好のチャンスの時期に、みなさんにも是非、家庭菜園に挑戦していただきたいなぁ♪と思います。
やはり自分で愛情持って育てた野菜は格別に美味しいし、なにより楽しいですよー!

それではここでみなさんに、僕なりの野菜の苗の植え方を特別に伝授したいと思います。
名付けて、

「〜尾﨑流、苗の定植実践編!!〜
ご自宅でお手軽家庭菜園。ホームセンターで買った土と苗で、新鮮野菜を食べよう!!」

それではさっそく。
まず絶対に必要なのは、野菜を植える鉢(プランター)、土、お好きな野菜の苗です。
もちろん全てホームセンターで手に入れることができます。
一番最初に決めることは、何の野菜を育てるか。
どの野菜にするか決めたら、次はプランターを選びます。
色んな大きさのプランターがあるのですが、今は親切にどの野菜を何株植えるならこの大きさーなどホームセンターに掲示があったり、プランターのラベルに書いてくれていますので、それを見て購入してください。
そして、土と肥料。
入門編ですので、野菜の土ー!っと書かれていて、最初から肥料も入っている土を購入しましょう。
追肥が必要な野菜もあります。
今は便利に、肥料分がキューブ状になっていて、それを土の上に置くとゆっくり養分が溶けて効き目が継続する肥料もありますので、そういったものがおススメです。
ホームセンターによっては、詳しい育て方が書かれたチラシなどももらえるので、参考にしてみてください。

はい。
ではここからが尾﨑流。
私の場合は、ホームセンターで買った苗ではなく、種をまきポットで苗を育ててそれを畑に植え替えるのですが、その野菜苗がいかにストレスなく畑に根付いてくれるかで、その後の成長が大きく変動します。
ですので、工夫を凝らして定植に励んでいる次第です。

もちろん、買ってきた野菜苗をプランターに植える時も同じこと。
今回は、皆さんが選んだ野菜苗が、しっかりと根付き元気に育つ方法をこっそり伝授したいと思います。

まず、買ってきた土をプランターに。
土の量は、プランターの上部のふちより3センチほど下まで入れてください。
そして水を、プランターの下から水が出てくるようになるまでたっぷりとあげてください。
でも、ここで水をやりすぎるとせっかくの肥料入りの土なのに、養分が流出してしまうので程々に。
そして、すぐに苗を植えたいところですが、まだ植えません。

●ポイント1●
購入した土に水を含ませ、土をなじませる。
●ポイント2●
苗を育てた地域と定植後の地域(今育てようとしているところ)の気候が違う場合があり、それもストレスになるので、苗の状態で今の環境になじませてから植える。

ですので、ここはいったん我慢。
できれば1週間弱はなじませたいところ。

苗を植えるまでは、買ってきた苗の水やりは2日に1回、プランターの水は最初のみで大丈夫です。

●ポイント3●
プランターは、植え替える前日に軽く水をやる。
●ポイント4●
野菜苗は、植え替える前日2日間は水をやらない。
●ポイント5●
植え替える前日の朝にバケツに水をくんで置き、塩素を飛ばし気温と水温を一緒にさせておく。そして前日の夜に、そのくんでおいた水に野菜苗をつける。全部を沈めるわけではなく、野菜ポットの3分の2ほどが浸かるぐらいの水量に調節してください。

これで準備は完了。
それでは一晩水に漬けておいた野菜の苗を植え替えます。
プランターの土を、野菜の苗のポットより少し大きめの穴をスコップなどで掘ります。
掘れたらポットごと穴に入れてみて、プランターの土とポットの中の土の面が同じつらになるように高さを調整します。
そーっとポットから野菜苗を外し、プランターの穴に入れます。
まっすぐに苗を立て、掘った時に上げた土で苗土の周りの穴を塞ぎます。
この時に、苗土とプランターの埋め戻した土が密着するように、軽く押さえてください。
押さえすぎると根が切れてしまいますので、軽ーく。

後は、日当たり良好の場所で栽培するのみです。

最後に
●ポイント5●
定植してから2日間水をあげない。

これから暑くなり、かんかん照りになってくると2日間は少し厳しいかもですが、少なくても植えかえた翌日までは水をやらない方が、根付きやすくなります。
もちろん植え替えた直後も水やりはなし。

こうすることで、苗の持っている本来の力を最大限に引き出し、元気に育てることができます。

さて、おいしい夏野菜をいっぱい食べるため、明日も夏野菜の定植に励みます!!

みなさんも、ぜひお試しあれー!!

尾﨑考


Posted by 佐合井マリ子 at 12:48│Comments(0)
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