佐合井マリ子のCaddy Spoon

1月28日火曜日は、尾崎考の自給自足を夢見て!の放送でした♪

2020年01月30日

2020年が明けてもう1ヶ月が過ぎようとしています!
みなさま、いかがお過ごしでしょうか??

えふえむ草津から、毎週火曜日にお届けしている番組「佐合井マリ子のCaddySpoon」は、
今年も元気に放送していまーす!

なかなかこちらのブログの更新率が減ってしまっていますが、、、、
今年も滋賀県の楽しいところを見つけて発信していきたいなぁ〜と思っています!

今年もどうぞよろしくお願いします!!

さて
1月最後の放送は、滋賀の大津・仰木の棚田にてお野菜を無農薬で育てている尾崎考くんの「自給自足を夢見て」のコーナーをお届けしました!
今年もナチュラルで超美味しい&健康的なお野菜を作っている尾崎くんのお話をたくさん聞いていきたいと思っていますーっ!

早速、今月も尾崎くんからのブログが届いているのでぜひ読んでください♪♪



↓↓↓
明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。

本日は滋賀県大津市で農業に励んでいる、尾﨑考がブログを書かせていただきます。

お正月は実家に帰り、家族と一緒に過ごしておりました。

甥っ子や姪っ子、本当に可愛いですね。
一緒に遊んだり、一緒にお風呂入ったり、、。
こんな可愛い子ども達のためにも、安心して食べられる作物を作り続けていきたいです。

さて早いもので、2020年も1ヶ月が経とうとしております。
今年はとっても暖かい冬ですね。
天気がいい昼間に仕事をしていると、時々汗ばむほどです。
朝と夜は気温が落ちるものの霜は降りず、氷点下を下ることはありません。

底冷えというか、、寒くて仕方がないという日がないです。
例年ならば土も凍り、霜柱が立って幻想的な風景になるのですがそんなこともなく、、。

普段なら寒さで冬を越せない虫達も今年は土の中にもぐったり、葉と葉の間で冬を越そうとしています。
そうなると、例年以上に春先に虫達が多く活発に動くようになるので、春先の野菜がうまく栽培できるか心配です。
もちろん、薬などで駆除はできません。
作物の周りだけネットで覆って育てるのですが、それだけでうまく対応できるかどうか、、。

こんなに暖かい冬は滅多とないですが、うまく乗り越えたいと思います。

大津市仰木の地で野菜を栽培し始め、稲作をし始め、果樹を定植し始め、早くも4年目です。
今年からはまた新たなプロジェクトを始動します!
稲作の耕作面積を広くし、無農薬の有機質肥料を使った栽培方法のお米をさらに拡大します。
そして、色々な果樹を定植して棚田の有効活用を目指します。

先ほどもお話しいたしましたが、年々暖かい冬になっています。
ここ仰木の地でここまで暖かい冬はなく、雪が積もり朝は水が凍るのが当たり前でした。
地球温暖化による心配はあります。
ですが、いいように考えれば暖かくなった仰木で栽培できる果樹の種類は多くなりました。

昨年植えたレモンも、暑いのは得意ですが寒いのは苦手な作物。
寒いのが苦手ということは寒さで枯れてしまう可能性があるということです。
でも最近は暖冬でそこまで寒い冬の日がないので枯れてしまう可能性は低くなります。

今年は、さらに果樹の種類を増やしました。
梅、栗、クコ。
どれも暖かい気候の方が育ちやすい作物です。
クコは古くから漢方で用いられている色々な効能を持っている果樹です。

今10種類程の果樹を定植しています。
冬も暖かいし、夏もより暑くなっています。
そんな気候変化によって今の仰木に適した栽培品種、栽培方法を模索していきたいと思います。

そしてそれを棚田で行うことにも意味があります。
棚田の役割をお話しするのはまた別の機会にしますが、天然のダムであり生態系の保存に欠かせないものと言われています。
そんな棚田でお米を耕作されている農家さんは、70歳を超えている方がほとんどで、どんどん作付けできる担い手が減ってきています。
稲作だけではなく、色々な活用方法を模索し活用していく。

果樹は5年ほどの歳月が経たないと結果が出ない作物です。
農業は年という長いクールで移行していく事業なので、ついつい目先のことに気をとらわれがちになりますが、ぐっと広い視野を持ち自分を信じる力を持ち、2020年も進んでいきたいと思います。

本年もよろしくお願い申し上げます

尾﨑考


Posted by 佐合井マリ子 at 18:09│Comments(0)
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