佐合井マリ子のCaddy Spoon

尾崎考の自給自足を夢見て write by 野菜兄さん

2018年03月27日

春ですねー!!
あったかくなったなぁ、、っと思ったら、やっぱりまだ寒い、、三寒四温ですね。

本日は野菜兄ちゃんこと、尾﨑考がブログを書かせていただきます。
まずは、滋賀・大津の棚田にある私の畑の様子を少しご紹介します。

暖かさを感じて、だんだん大きくなってきている玉ねぎとそら豆。

尾崎考の自給自足を夢見て write by 野菜兄さん


去年は、玉ねぎの葉を鹿に食べられてしまい成長が遅れて失敗してしまったのですが、今年は順調。
このまま大きくなってくれるといいです。

こちらも順調のにんにく。

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にんにくも去年は葉を鹿に食べられてしまい失敗した野菜なのですが、今年は最高に元気に育ってくれています。
6月の収穫が待ち遠しいです。

こちらも暖かさを感じて大きくなってきている、スナックエンドウ。

尾崎考の自給自足を夢見て write by 野菜兄さん


去年の10月ぐらいに種を蒔き、すぐに発芽するのですが冬の間はあまり成長せずに、小さい体のままじっと春を待っています。
暖かさを感じたら次第に大きくなってきて、5月ぐらいの収穫です。

そしてこちらは下仁田ネギ。

尾崎考の自給自足を夢見て write by 野菜兄さん


真ん中にぼんぼりが付いているのわかりますか?
これは、薹(とう)と呼ばれるものです。
これがもう少しおおきくなると、花が咲きます。
そして種ができて、子孫が残るというわけです。
もちろんこの下仁田ネギの花を咲かせて自家採種し、来年この種を蒔いてみようと思っています。

そして、収穫しきれなかった蕪(かぶら)の花も。

尾崎考の自給自足を夢見て write by 野菜兄さん

菜の花というやつですね。
もちろん、美味しく食べれるので収穫していただきたいと思います。

さてさて、年度が変わったり進路が決まって新しい道に進んでみたりと何かと忙しい時期ですが、実は農業もこの時期は、今年の収穫の出来が決まると言っても過言ではないぐらいとっても重要な時期なのです。

ひとつは、種を蒔き始める季節。
私は、万願寺とうがらし、伏見甘唐辛子、ピーマン、山科ナス、水ナス、ミニトマトの種を蒔きまして、先日無事に発芽してくれました。

尾崎考の自給自足を夢見て write by 野菜兄さん


これは水ナスが発芽して、双葉がお目見え。
双葉、、2葉、、、んっ?葉が2枚、、、??
3枚ありますね(笑)
僕も初めて見ましたが、双葉の三つ葉バージョン。

そしてそして、
あともう一つは、畑の準備。
夏野菜の定植に向けて畝作りです。
先日、畝(うね)立てをトラクターで行いました。
私は基本は不耕起栽培、つまり耕さずに育てる農法で野菜を育てています。
でも、一番初めだけはトラクターを使って耕し、畝たてをします。
不耕起ですが、畝はしっかり作ります。
ではなぜ、畝を立ててその上に野菜を植えるのか。
野に生えている草たちのように、平地で栽培してはいけないのか、、。

ほとんどの草木は根っこからも空気を吸い呼吸をしています。
土の中の根から、栄養と水分と空気を取り入れて成長しています。
例えば、水はけの悪い畑に畝を立てずそのまま野菜を植えたとします。
雨が降ると、水はけが悪いためその畑は水たまりができます。
そうなると、そこに植えた野菜の根は水にずっと浸かっている状態になり窒息して根が腐ってしまうのです。
それを解消するために畝たてを行います。
高低差をつけて、適度に乾燥するようにする事で野菜を元気に育てることができるというわけです。
もちろん水はけの良い畑もあったり、すぐに水がたまって水がなかなか引かない畑がありますし、野菜によっても水が嫌いな野菜、水が大好きな野菜があります。
ですのでそういったことを考え、畝の幅や高さを臨機応変に変えることも重要です。
水が大好きなのに高い畝に植えてしまうとすぐに乾燥してしまい、うまく成長できません。
また、その逆もしかりです。
日々勉強ですね。
一概にこの高さがいいとも言えないですし、土の質、気候、いろいろなことに左右されるので、どうすれば美味しく元気な野菜がすくすく育ち、かついっぱい収穫することができるか考える毎日です。

いまは、育苗(苗を育てること)と、それを定植する畑の準備。
そして、今年から米も作るので田んぼの準備もしなくてはです!

暖かくなったといっても、寒暖差が激しい季節。
身体を大切に、楽しい毎日を送りましょう!!


野菜兄さん・尾﨑考


Posted by 佐合井マリ子 at 13:09│Comments(0)
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